教科書準拠であることが良い理由とは



学習塾には、黙っていても勉強が出来るようになる魔法の術はありません。


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教科書準拠であるかないかが何故重要か?

学習塾に通う人達に聞いたとします。
「あなたが塾で勉強する理由はなんでしょうか」

すると、端的に、「学校のテストの点数と成績を上げること」と言い切るでしょう。

「分からないところをわかるようにしたい」「志望校に合格したい」

こうした理由を挙げることも出来ますし、実際そういう人は沢山いますが、それらを達成するために必要なことが何であるかを考えた時、やはり「学校の成績を上げる」こととオーバーラップします。というよりも、それ自体が即すべての目標の中心・中核と言えます。

そうした時に、最も効率的な学習の仕方は、今まさに学校で使用している教科書に沿った内容のものをそのまま使った授業を塾でも出来ることです。

教科書に沿っていない教材が全て良くないという事ではありませんし、事実そうした教材も併せて使うことも多いです。しかし、それでもベースに在るのはやはり教科書準拠教材です。

例えば、国語や英語を考えた場合、そこに載せられた文章は教科書準拠以外には手に出来ず、その意味で的を外した教材を使うことは、読解力の養成には役立っても、当面必要なテストなどでの点数確保には直結しませんよね。

数学などは比較的準拠教材でなくても対応し易い面がないではありませんが、それでもテストの際に「何ページから何ページまで」というように範囲指定された場合、準拠以外の教材ではなかなか大変です。

社会と理科についても、そういうことでは数学と同じであって、効率が全てとは必ずしもいえないかも言えないかもしれませんが、出来ることなら的を絞った勉強、即ち効率が勉強する上で重要であることは誰も否定できないでしょう。





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